衣類スチーマーは、手軽にシワ取りや脱臭・除菌ができるのでホームクリーニングの3種の神器として人気が急上昇しています。
衣類スチーマーとスチームアイロンの違いは、簡単に言えば、ハンガーにかけたままでシワを取るか、アイロン台でプレスしてシワを取るかの違いです。
パナソニックの衣類スチーマーが使いやすく進化した「NI-FS780」「NI-FS580」の2機種が、2022年3月1日に発売されます。
また、アイリスオーヤマは、ハンガーにかけた状態でセンタープレスがつけられるズボンプレッサー機能を搭載したプレススチーマー「IRS-P2」を、2022年2月18日より販売開始しました。
今回は、プレス機能も備えたパナソニックのNI-FS780とNI-FS580、アイリスオーヤマのIRS-P2の違いを比較してみました。
パナソニックとアイリスオーヤマの衣類スチーマーの違いは、本文を参照ください。
衣類スチーマー
NI-FS780とIRS-P2の
違いを比較
新型 衣類スチーマー | ||
パナソニック | アイリスオーヤマ | |
NI-FS780 | IRS-P2 | |
参考価格 | 14,000円 | 12,800円 |
電源 | 100V 50-60Hz共用 | 100V 50-60Hz共用 |
消費電力 | 950W | 1,200W |
本体 サイズ | 幅8× 高さ13× 長さ16.5cm | 幅12.4× 高さ25× 奥行13.8㎝ |
収納時 サイズ | 幅9× 高さ15× 長さ17.5cm | 自立式 |
本体 質量 | 約690g | 約960g |
収納時 質量 | 約765g | ― |
電源 コード の長さ | 約2.5ⅿ | 約2.5ⅿ |
ベース 種類 | フラットベース | ― |
スチーム 穴の数 | 6穴 | 6穴 |
温度 | 高温: ドライ 約160℃/ スチーム 約190℃ 中温: ドライ 約140℃/ スチーム 約155℃ 低温: ドライ 約110℃ | ― |
立上がり 時間 | 約19秒 | 約45秒 |
脱臭・除菌 | ○ | ○ |
アレル物質抑制 | ○ | × |
抗菌ハンドル | ○ | × |
スチーム | 連続パワフル& ワイドスチーム 360°スチーム 瞬間4倍 パワフル スチーム | ― |
スチーム 噴出し 時間 | 連続約10分 | 強:約6分 弱:約10分 |
スチーム量 | 平均約11g/分 | 強: 最大約16g/分 弱: 約10g/分 |
注水量 | 約115mL | 約100ml |
自動 ヒーター オフ | ○ | ○ |
収納方法の違い
パナソニックのNI-FS780は、スタンドの置くタイプです。耐熱使用になっているので、使用中や使用後にすぐに置いても大丈夫です。
アイリスオーヤマのIRS-P2は、スタンドがない自立式なのでどこにでも置けます。
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どちらの方式も一長一短がありますが、パナソニックの方は熱くなっているアイロン面に触れる事がないので安全面においては少し勝ってるかもしれませんね。
操作面の違い
どちらもハンガーにかけたまま使用できます。
パナソニック NI-FS780は、ハンガーにかけた衣類に平行に向けた場合は、上向きでも横向きでも下向きでも、360°どんな向きでもスチームが安定して出るのが特徴です。
※スチーム面を真上に向けた場合は、スチームが出ません。
アイリスオーヤマ IRS-P2は、2022年2月18日時点で向きについての記載はありません。
想像になってしまいますが、注水タンクが真下にあるので水を吸い上げていると思われます。
ある程度の傾きには対応できると思います。
【本体の重さ】
パナソニック NI-FS780が約690g
アイリスオーヤマ IRS-P2が約960gです。
単純に比較すると1ℓのペットボトルと600mlのペットボトル位の違いになります。
長時間使用するものではありませんが、パナソニックの方が軽量タイプなので、取り回しは楽かもしれませんね。
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脱臭・除菌機能の違い
脱臭できる臭いの類類は、パナソニックの方が多いです。
衣類にスチームを当てて使用します。
パナソニック NI-FS780
生乾き臭 ペット臭 タバコ臭
汗臭 飲食臭 加齢臭 防虫剤臭
瞬間4倍パワフルスチームを使うと脱臭効果がアップします。
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アイリスオーヤマ IRS-P2
タバコ臭 飲食臭 汗臭 防虫剤臭 香水
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除菌したい場合は、アイロン面を押し当てるようにしてスチームを当てます。
洗いにくいカーテンやソファなどの除菌にも良さそうですね。
注水方法の違い
NI-FS780の注水方法は、専用カップで水道水を本体内に入れます。
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IRS-P2の注水方法は、脱着式の水タンクを本体から取り外して専用カップで水道水を水タンクに入れてから本体にセットします。
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脱着が面倒と感じる人もいれば、脱着できるのでシンクなどで注水すれば、多少こぼれても本体が濡れる事はないので安心と感じる人もいると思います。
この注水方法の違いは、個人差が出そうですね。
ここまでが大まかな違いになります。
次は、NI-FS780とIRS-P2、それぞれの独自機能や下位モデルとの違いについてご紹介していきます。
パナソニック
NI-FS780の独自機能
パナソニック NI-FS780は、アイロン面がセラミックコートされたフラットな形状なので、ワイシャツ襟やハンカチなどのプレス仕上げができます。
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アレル物質抑制
ダニ由来や花粉のアレル物質を抑制してくれる作用があります。
抗菌ハンドル
本体のハンドル部分が抗菌処理されているので、清潔性が期待できます。
パナソニック
NI-FS780とNI-FS580の
違いを比較
新発売のNI-FS780には、下位モデルのNI-FS580があります。
以下の5点を除けば、NI-FS780とNI-FS580の性能・機能は同じです。
パナソニック 衣類スチーマー | ||
NI-FS780 | NI-FS580 | |
参考価格 | 14,000円 | 12,800円 |
電源 | 100V 50-60Hz共用 | 100V 50-60Hz共用 |
消費電力 | 950W | 950W |
本体 サイズ | 幅8× 高さ13× 長さ16.5cm | 幅7× 高さ15× 長さ15cm |
収納時 サイズ | 幅9× 高さ15× 長さ17.5cm | 幅9× 高さ16.5× 長さ17cm |
本体 質量 | 約690g | 約680g |
収納時 質量 | 約765g | 約745g |
電源 コード の長さ | 約2.5ⅿ | 約2.5ⅿ |
ベース 種類 | フラットベース | フラットベース |
スチーム 穴の数 | 6穴 | 6穴 |
温度 | 高温: ドライ 約160℃/ スチーム 約190℃ 中温: ドライ 約140℃/ スチーム 約155℃ 低温: ドライ 約110℃ | ドライ 約160℃/ スチーム 約190℃ |
立上がり 時間 | 約19秒 | 約19秒 |
脱臭 | ○ | ○ |
除菌 アレル物質抑制 | ○ | ○ |
抗菌ハンドル | ○ | ○ |
スチーム | 連続パワフル& ワイドスチーム 360°スチーム 瞬間4倍 パワフル スチーム | 連続パワフル& ワイドスチーム 360°スチーム 瞬間3倍 パワフル スチーム |
スチーム 噴出し 時間 | 連続約10分 | 連続約4分 |
スチーム量 | 平均約11g/分 | 平均約11g/分 |
注水量 | 約115mL | 約50mL |
自動 ヒーター オフ | ○ | ○ |
温度調整
NI-FS780は、アイロンとして使用する場合、高温・中温・低温の3段階の調整が出ます。
高温:綿・麻・混紡 等
中温:ポリエステル・レーヨン・ウール 等
低温:ベルベット・シルク・アクリル 等
NI-FS580は、温度調整機能はありません。設定温度はNI-FS780の高温と同じです。
スチームの噴出し時間
NI-FS780の連続使用時間は、約10分程です。
NI-FS580の連続使用時間は、約4分程です。
瞬間スチームの量
通常のスチーム量は、平均約11g/分です。
NI-FS780の瞬間4倍パワフルスチームは、高温設定時に、最大約14g/分の量を瞬間的に噴射できます。
NI-FS580の瞬間3倍パワフルスチームは、高温設定時に、最大約13g/分の量を瞬間的に噴射できます。
注水量
NI-FS780が約115mlに対して、NI-FS580は約50mlと半分以下になっています。
この注水量の違いが使用時間の違いにつながっています。
たっぷりとスチームを使いたい場合、NI-FS780がおすすめです。
スチーマーは、360°傾けても大丈夫ですが、スチーム面を真上に向けた場合は、スチームが出ません。
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パナソニック
NI-FS780の口コミ情報
発売日前(2022年3月1日発売予定)なので、口コミ情報がまだないのでNI-FS770の口コミ情報を参考にしてみてください。
NI-FS780との違いは、NI-FS770には、抗菌ハンドルがなく、重さが約15g程重いという点以外は、NI-FS780とNI-FS770は、ほぼ同じものです。
悪い口コミや評判 操作性について
・アイロンに比べれば軽いけど、女性には重い
機能面について
・麻のシャツはアイロンの方がいい
・CMのような凄いスチーム量ではない
・アイロン台で伸ばすようにはシワは取れない
その他
・水の出し入れが不便
・注水は脱着式のタンクだと良かった
機能面においては、良い口コミでは真逆の口コミがあるので、感じ方に個人差が出ているようです。
注水方法については、個人的には同意しますね。
良い口コミや評判 デザインについて
・デザインがとても可愛い
操作性について
・軽くて扱いやすい
機能面について
・園服シワ取りに活躍
・除菌できるのがいい
・立ち上がりが早いので便利
・アイロンとしても使いやすい
・操作がシンプルで使いやすい
・シワが想像以上にきれいになる
・通常のアイロンとしても使える
・ズボンやスラックスのシワ取りが楽
・Yシャツのアイロンがけが楽になった
・スチーム量が多いのできれいに仕上がる
・ハンガーにかけたままでも簡単にシワが取れる
その他
・ウィルス対策
・頻繁に洗えないものの臭い対策
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アイリスオーヤマ
IRS-P2の独自機能
ハンガーにかけたまま、挟んでプレスすることで、通常のスチーマーではできないスラックスの折り目付けがつけられるズボンプレッサー機能を搭載しています。
パナソニックのようにアイロンとしての機能はありませんが、挟めるものであれはキレイにプレス処理ができるので便利です。
挟むアイロン面は、セラミックコートされているので生地へのダメージを抑えられます。
スチームの熱から手を守ってくれるスチーム保護プレートが付いているので、スチームで手を火傷するなどの心配がなく安心です。
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アイリスオーヤマ IRS-01と
パナソニック NI-FS580の
違いを比較
アイリスオーヤマの新発売のIRS-P2には、下位モデルのIRS-01があります。
IRS-P2とは全く見た目や形状は違いますが、パナソニックのNI-FS580とよく似た性能になります。
その違いをご紹介します。
アイリスオーヤマ | パナソニック | |
IRS-01 | NI-FS580 | |
参考価格 | 5,533円 | 12,800円 |
電源 | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
定格消費電力 | 950W | 950W |
本体サイズ | 幅16.5× 高さ13× 奥行7㎝ | 幅7× 高さ15× 長さ15cm |
収納時サイズ | 幅18× 高さ15× 奥行8.5㎝ | 幅9× 高さ16.5× 長さ17cm |
本体質量 | 約790g | 約680g |
電源コードの長さ | 2.5m | 2.5m |
ベース 種類 | フラットベース | フラットベース |
スチーム 穴の数 | 6穴 | 6穴 |
アイロン面 処理 | セラミックコート | セラミックコート |
アイロン面 温度 | 約160℃ | ドライ 約160℃/ スチーム 約190℃ |
立上がり時間 | 約35秒 | 約19秒 |
脱臭・除菌 | ○ | ○ |
アレル物質 抑制 | × | ○ |
抗菌ハンドル | × | ○ |
スチーム | ― | 連続パワフル& ワイドスチーム 360°スチーム 瞬間3倍 パワフル スチーム |
スチーム 連続使用時間 | 約5分30秒 | 連続約4分 |
スチーム量 | 約11g/分 | 約11g/分 |
水タンク容量 | 約60ml | 約50ml |
自動 ヒーター オフ | × | ○ |
パナソニック NI-FS580には、アレル物質抑制や抗菌ハンドル・自動ヒーターオフという機能がありますが、アイリスオーヤマ IRS-01にはありません。
重さは、IRS-01の方が約110ℊ重いですが、連続使用時間は約1分30秒程長いです。
価格は圧倒的にIRS-01の方が勝っていますね。
アイリスオーヤマのIRS-01は、立ち上がり時間が約35秒かかります。
35秒で使えるなら十分早いと思いますが、パナソニックのNI-FS580が約19秒なので遅いと感じられるかもしれませんね。
脱臭・除菌機能の違い
脱臭できる臭いの類類は、パナソニックの方が多いです。
衣類にスチームを当てて使用します。
パナソニック NI-FS580
生乾き臭 ペット臭 タバコ臭
汗臭 飲食臭 加齢臭 防虫剤臭
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アイリスオーヤマ IRS-01
タバコ臭 料理臭 汗臭
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注水方法の違い
NI-FS580の注水方法は、専用カップで水道水を本体内に入れます。
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IRS-01の注水方法は、脱着式の水タンクを本体から取り外して専用カップで水道水を水タンクに入れてから本体にセットします。
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IRS-01は、左右に傾けても大丈夫ですが、スチーム面を真上に向けたり、スイッチ部を真下に向けるとスチームが出ません。
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アイリスオーヤマ
IRS-P2の口コミ情報
発売日直後(2022年2月18日発売)なので、口コミ情報がまだないのでIRS-01の口コミ情報を参考にしてみてください。
悪い口コミや評判 機能面について
・思ったよりスチームが弱い
・ハンガーにかけたままでは、シワが伸びない
その他
・重いので長い時間は辛い
・しっかりきれいにするにはアイロンが必要
良い口コミとは、正反対の口コミが見られましたが、個人の感じ方の違いで結構評価が分かれてしまうようですね。
良い口コミや評判 機能面について
・ちょい掛けに楽
・軽い、早い、綺麗
・スチーム量がすごい
・手軽にシワが取れる
・値段の割にシワが取れて満足
・2WAYなのでアイロンとしても使える
・スラックスの膝裏のシワが取れるのが嬉しい
その他
・コンパクトで収納も楽
・余熱でハンカチにアイロン
・重さは思ったより気にならない
・アイロン掛けが苦にならなくなった
・わざわざアイロン台を出さなくてよい
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パナソニックと
アイリスオーヤマの
衣類スチーマーの違いを比較
まとめ
パナソニックの新しい衣類スチーマーは、旧型と比べて抗菌ハンドルがついて、重さが約15ℊ軽量化されています。
アイリスオーヤマの新しい衣類プレススチーマーは、旧型と比べてデザインが全く異なるものになりました。
アイロン機能はありませんが、ハンガーにかけたままスラックスなどの折り目をプレスできる機能が加わっています。
脱臭機能を重視するなら、パナソニックの方が臭いに対する脱臭範囲は広いです。
価格重視ならアイリスオーヤマのIRS-01が、断然お手頃価格です。
いかがでしたか?
今回は、パナソニックとアイリスオーヤマの衣類スチーマーの違いを比較してみました。
用途に合わせて最適な衣類スチーマーを選んでみてくださいね。
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