2022年7月7日、アイロボットジャパン 史上最高のコストパフォーマンスを誇るロボット掃除機「ルンバ i2」が発売されました。
2018年10月~2022年6月の国内出荷ベース日本で一番売れているルンバ e5の後継モデルになります。
価格は、エントリーモデルのルンバe5と同じの39,800円になります。
ルンバ e5からの変更点
・フロアトラッキングセンサーなど各種センサーの進化。
・Clean Map®レポートで
掃除した範囲が確認できる。
・自動充電後に自動再開できるようになった。
ルンバ i2は、上位機種のルンバ i3(49,800円)より、1万円安くなっていますが、機能面や掃除能力はルンバe5を上回っているのか?デメリット的なものはないのか?
清掃パターンやアプリの使い勝手など機能面で圧倒的に進化していると言われていますが、今回は、ルンバi2とルンバi3、e5との違いなどの変更点を比較してみました。
ルンバシリーズに水拭き機能が加わった ルンバ コンボ j7+登場
ロボット掃除機 ルンバ i2
基本スペック
iシリーズ i2 | ||
コスパ最強のエントリーモデル | ||
型番 | i2 | |
公式 価格 | 39,800円 | |
稼働 時間 | 最大75分 | |
充電 時間 | 約3時間 | |
間取り | 3~4部屋 | |
吸引力 | 約10倍 | |
掃除 パターン | ||
本体 サイズ | 34.2cm×9.2cm | |
本体 重量 | 約3.2㎏ | |
発売日 | 2022年7月7日 |
※吸引力は、ルンバ693を1とした場合
i2、i3、e5との基本スペック比較
型番 | i2 | i3 | e5 |
販売終了 | |||
公式価格 | 39,800円 | 49,800円 | 39,800円 |
稼働時間 | 最大75分 | 最大75分 | 最大90分 |
充電時間 | 約3時間 | 約3時間 | 約3時間 |
間取り | 3~4部屋 | 3~4部屋 | 1~2部屋 |
吸引力 | 約10倍 | 約10倍 | 約5倍 |
掃除 パターン | |||
本体 サイズ | 34.2cm× 9.2cm | 34.2cm× 9.2cm | 35.1cm× 9.2cm |
本体重量 | 約3.2㎏ | 約3.2㎏ | 約4.0㎏ |
発売日 | 2022/7/7 | 2021/2/26 | 2018/10/26 |
基本スペックを見る限り、ルンバ i2は、e5より優れており、i3と同等のスペックで価格面でもリーズナブルな価格に設定されています。
※ルンバ e5は、ルンバ i2の発売により
販売終了となっています。
ロボット掃除機
ルンバ i2 i3 e5 性能比較
i2 | i3 | e5 | |
ダートディテクト™ テクノロジー | ○ | ○ | ○ |
ダストカット フィルター | ○ | ○ | ○ |
デュアル アクション ブラシ | ゴム | ゴム | ゴム |
サイド ブラシ | 3本 | 3本 | 3本 |
自動充電 自動再開 | ○ | ○ | △ |
部屋を指定して 清掃 | × | ○ | × |
Clean Map® レポート | ○ | ○ | × |
季節や ライフスタイル に合わせた 清掃提案 | ○ | ○ | ○ |
清掃方法の お気に入り登録 | ○ | ○ | × |
音声 アシスタント | ○ | ○ | ○ |
スケジュール 設定 | ○ | ○ | ○ |
ダートディテクト™テクノロジー
ゴミが特に多い場所を検知して、ルンバがキレイになったと判断するまで集中的に掃除を繰り返し行ってくれる便利な機能です。
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ダストカットフィルター
ホコリや花粉、ダニなどのアレルゲンも99%捕捉できる特殊な素材で作られたフィルターです。
目に見えないような微細なゴミまでも、しっかり吸引してくれます。
ダストカットフィルターは、水洗い出来ない消耗品なので、定期的な交換が必要です。
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公式サイトからの購入の場合、
i3には、ダストカットフィルター(3個セット)4,378円がついてお得です。
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デュアルアクションブラシ
2種類のゴム製ブラシが、フローリングからカーペットまで、どんな床にも密着し、チリやホコリ、ハウスダストのような小さいゴミから、髪の毛や大きなゴミまで取り除いてくれます。
大きなゴミの他にも、カーペットに絡んだ髪の毛までも逃がさず取り除いてくれます。
ブラシは、特殊な形状になっているためゴミが絡まない工夫がされています。
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サイドブラシ3本
壁際や四隅の取りにくいゴミを3本のエッジクリーニングブラシが、高速回転しながらかきだしてキレイにしてくれます。
エッジクリーニングブラシは、消耗品なので定期的な交換が必要です。
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公式サイトからの購入の場合、
i2には、エッジクリーニングブラシ(3個セット)2,178円がついてお得です。
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自動充電・自動再開
i2、i3
自動充電して自動再開する
e5
自動充電するが、自動再開はしない
ルンバ i2とi3の違い
ルンバ i2とi3の基本性能は、ほぼ同じです。
唯一の違いは、
①ルンバ i3には自動ゴミ収集機能がついたi3+がある。
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②ルンバ i3には部屋を指定して清掃するマップ学習機能がある。
マップ学習機能とは、間取りを記憶する機能で、リビングだけを掃除したいなど、部屋を指定して掃除スケジュールを組むことが出来るので効率的な掃除が可能になります。
部屋の指定などしないで、フロア全体を毎回掃除したいという人に不要な機能になります。
そういう人には、ルンバ i3よりルンバ i2がおすすめです。
ルンバ i2には、i2+という仕様はありませんが、別売の「クリーンベース充電ステーション」を購入すれば、自動ゴミ収集機能を使うことが可能になります。
通常、本体39,800円+クリーンベース44,000円で83,800円になります。
ルンバ i2とe5の違い
ルンバ e5は、自動充電しますが、自動再開はしてくれません。
価格的には、ルンバ i2とe5は、同価格なのでこの時点でe5は選択肢から除いていいでしょう。
また、吸引力や掃除できる部屋数(間取り)は、圧倒的にi2が優れています。
掃除パターンもルンバ e5はランダムに動いて掃除するタイプなので掃除できていない場所が出てしまいます。
ルンバ e5には、Clean Map®レポート機能も備わっていないため、掃除出来た場所や掃除出来なかった場所の確認もできないのが上位機種と比べるとかなり見劣りします。
ルンバ e5は、ルンバ i2の発売により
販売終了となり、公式サイトからも消えています。
ECサイトなどでは価格が少し安くしている所もあって、まだ購入できますが、ルンバ e5を買うならルンバ i2をおすすめします。
ルンバi2のデメリット
価格面を除くと上位機種のs9+、j7+/j7、i7+/i7、i3+に比べると以下の機能がないのがデメリットと言えます。
①パワーブースト(s9+)
②清掃モード選択(s9+)
③高アレルゲンシステム(s9+)
④PerfectEdge® テクノロジー(s9+)
⑤障害物回避機能(j7+/j7)
⑥自動ゴミ収集機能
(s9+、j7+/j7、i7+/i7、i3+)
⑦進入禁止エリア機能
(s9+、j7+/j7、i7+/i7)
⑧部分掃除エリア機能(s9+、j7+/j7)
⑨Imprint™ スマートマッピング
(s9+、j7+/j7、i7+/i7)
⑩汚れた場所をピンポイント清掃する機能
(s9+、j7+/j7)
⑪部分清掃エリア設定
(s9+、j7+/j7、i7+/i7)
⑫進入禁止エリア設定
(s9+、j7+/j7、i7+/i7)
⑬チャイルドペットロック
(s9+、j7+/j7、i7+/i7)
上記機能の詳細は以下を参照してみてください。
掃除したい部屋数が5部屋以上ある場合や進入禁止エリア設定したい場合は、ルンバ i2は不向きなので、デメリットと言えばデメリットと言えます。
ルンバ s9+、j7+/j7、i7+/i7には、カメラセンサーが搭載されていますが、ルンバ i2は、トラッキング用のセンサーのみ搭載なので、5部屋以上の間取りには不向きです。
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マップを記憶し学習する機能がないので、アプリから進入禁止エリアを設定するなどの機能はありません。
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別売りのバーチャルウォールを購入すれば進入禁止エリアの設定は可能になります。
段差のない玄関など、ルンバの進入を制限したい場所に、赤外線の見えない壁を作ってルンバが進入できなくなるようにできます。
「ヘイローモード」で、ペットの水飲み場なども避けるように設定することも出来ます。
但し設定したい場所ごとにバーチャルウォールを設置しなければならないのが難点です。
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ルンバ i2発売前は、公式サイトでルンバ e5を購入する場合、バーチャルウォールがセットされていたのですが、ルンバ i2にはセットされていないのが残念です。
ルンバ i2の安さの秘密
2022年7月7日、ルンバ i2発売日にアイロボットから以下のプレスリリースがありました。
アイロボットジャパンでは、2018 年以来『ロボット掃除機 一家に 1 台』をスローガンに、すべての家庭にロボット掃除機をお届けすることを目指し、まずは 2023 年までに全国世帯普及率を 10%にすることを一つの中期目標としています。
しかしながら、ロボット掃除機に対する不安や不信感がいまだに多いのも事実で、当社がこの6月にロボット掃除機非検討者 800 人に対して行った「ロボット掃除機に関する意識調査」では、ロボット掃除機を必要ないと思う理由について、「ゴミの吸い残しがありそう」「効率が悪そう」などの機能面や、「高価そうだから」という金額面での不安があることが判明しました。
このようなロボット掃除機の購入障壁となる機能面や金額面での誤解、いわゆる「ルンバ パラドックス」を完全に払拭するのが「ルンバ i2」です。
ルンバ史上最安価にてマーケットに投入されるこの価格戦略モデルは、日本で一番売れているロボット掃除機「ルンバ e5」の後継モデルとなりますが、清掃パターンやアプリの使い勝手など機能面で圧倒的に進化しています。
ロボット掃除機に対して懐疑的な人に向けて、金額面、機能面でのハードルをさげることで、ロボット掃除機の普及率を伸ばしたいという理由のようです。
キャニスタータイプの掃除機は、2万円~5万円ほどするので、勝手に掃除をしてくるルンバ i2は、さほど高いという訳ではありませんよね。
毎日掃除機をかけるという手間と時間を節約できるので、その時間を他のことに費やせます。
部屋を片付けておかないとロボット掃除機は、使いえないという人も少なくありませんが、普通の掃除機をかける時も部屋って片付けますよね?
おもちゃなどの片付けをしない子供が、ロボット掃除機が掃除できないと言っておもちゃなどの片づけをするようになったという話を耳にしたことがあります。
これだけもロボット掃除機の導入メリットはあると思いませんか?
Amazonや楽天市場で
ルンバ i2をお得に買う小技
Amazonでの購入ならAmazon Mastercardが断然お得です。
Amazon Mastercardがリニューアルされ、年会費が永年無料
プライム会員なら2.0% 会員以外なら1.5% ポイント還元されます。
プライム会員ならクレカでチャージすれば更に0.5%ポイント還元
(2022年12月31日まで)
楽天市場での購入なら、楽天カードを作ってポイント利用するという方法があります。
新規に作れば5,000ポイントもらえます。
すでに持っている場合でも、
2枚目を作れば1,000ポイント付与されます。
安く買うなら楽天カードという選択肢もあります。
ロボット掃除機
ルンバ i2の性能・特徴・デメリットをルンバ i3 e5との違いを比較 まとめ
ルンバ i2は、上位機種のルンバ i3とほぼ同等ですが、ルンバ s9+、j7+/j7、i7+/i7、i3+などの便利な機能は搭載されていないだけという事になります。
この点は、デメリットと言えばデメリットなのですが、3~4部屋の掃除で、自動ゴミ取集機能が不要であればルンバ i2は最適でコスパ抜群だと思います。
また、ルンバ i2はいいけど、自動ゴミ収集が欲しいという人には、別売りのクリーンベースセットを購入すれば、ルンバ i2で自動ゴミ収集も可能になります。
いかがでしたか?
今回は、2022年7月7日に発売されたコスパ抜群のルンバ i2について紹介させていただきました。
ルンバ i2の購入を考えてる方の参考になれば幸いです。
ルンバシリーズに水拭き機能が加わった ルンバ コンボ j7+登場