毎日のスタイリングに欠かせないのが「ヘアアイロン」。
ストレートにするのはもちろん、内巻きや外ハネ、軽いウェーブも作れるので、ヘアアレンジの幅が一気に広がりますよね。
でも、実際に選ぼうとすると「種類が多すぎてどれを買えばいいの?」と迷ってしまう人も多いはず。
価格帯も数千円から数万円まで幅広く、プレート素材やケア機能、海外対応などの違いもあって、パッと見ではわかりにくいのが正直なところです。
この記事では、人気の最新モデル5種類を比較しながら、髪質やライフスタイルに合わせたおすすめの選び方を紹介します。
さらに「ストレートアイロンでできる巻き方の実例」や「よくある疑問(FAQ)」もまとめているので、買う前も使った後も役立つ内容になっていますよ。
ヘアアイロンの選び方ポイント
温度調整の幅と立ち上がり時間
ヘアアイロンは製品によって温度調整の幅が異なります。
例:130℃〜200℃、140℃〜220℃など。髪が細く傷みやすい人は 130〜160℃程度 が安心。
しっかりクセを伸ばしたい人は 180℃以上 が必要な場合も。
立ち上がり時間が短い(20〜30秒程度)モデルは、忙しい朝に便利です。
プレート素材と髪へのダメージ
チタン・セラミック・シルクプレート などが主流。
摩擦が少なく、熱を均一に伝えられる素材を選ぶと髪へのダメージを抑えやすいです。
特に最新モデルでは「水分保持」「ツヤ出し」効果を持たせたプレートが注目ポイント。
ケア機能(ナノイー・マイナスイオンなど)
「うるおいケア」「静電気抑制」「カラー退色防止」など、アイロンしながら髪を守れる機能が増えています。
髪のダメージやパサつきが気になる人は要チェックです。
プレート幅と使いやすさ
24mm前後:ボブ〜ミディアムに最適。細かいアレンジも◎。
32mm以上:ロングヘアや一度に広い面を伸ばしたい人向け。
ワイドプレートは時短になる反面、細かい巻き髪はやや苦手です。
海外対応の有無
海外でも使いたい人は「100〜240V対応」モデルがおすすめ。
旅行や出張が多い人は見逃せないポイントです。
主要5モデルを徹底比較!
以下、先ほどの比較軸(プレート・温度・ケア機能など)を使って、SALONIA、ReFa、KINUJO、Panasonic、クレイツ の5モデルを比較。
調べたりした情報に基づく、「合う人のタイプ」もあわせて解説します。
SALONIA グロッシーケア ストレートアイロン 24㎜
スペック/特徴
項目 | 内容 |
プレート | 独自のパール髪プレート (アルガンオイルコーティング + トルマリン配合) |
温度設定 | 約 60℃〜210℃ 低温の設定があるのが特徴 |
サイズ・重さ | プレート幅24㎜ 重さ約 340g(コード込み) コード長さ約1.9m |
ケア・追加機能 | アルガンオイルコーティング トルマリン配合プレート ダブルマイナスイオン 60℃からの低温ケア オートパワーオフ機能 360°回転コード 遠赤外線効果で熱を均一に通す設計 |
海外対応 | 対応(AC100-240V) 変圧器不要なモデル |
保証・価格帯 | 1年保証 価格は約 ¥7,600〜¥8,000 程度 |
●SALONIA グロッシーケア ストレートアイロン 24㎜
メリット
• 3成分配合の独自プレートでツヤ感・パール感アップ。湿気によるうねり抑制も一定評価あり。
• 最低温度が60℃と低く、ダメージを抑えたい人や細い髪にも優しい。
• コストパフォーマンスが高い。手に取りやすい価格帯。
• 海外対応・自動電源オフ・回転コードなど使い勝手の良い機能が揃っている。
デメリット
• 高温使用時に髪がパサつきやすいという口コミがある。特に細い髪の場合。
• 温度設定のステップが「ざっくり」で、細かな調整ができないとの指摘あり。
• コード長さ・耐久性に関する悪い口コミも散見される。壊れやすいという声。
• プレートの滑りがイマイチと感じる人も。
わたしの所感・合う人
24mmという幅はミディアム〜少しロング御用達。細かいスタイリングもしやすく、扱いやすい。
低温60℃〜使える点が嬉しい。髪が細め、ダメージが気になる人におすすめ。
コード回転・遠赤外線・イオン系などケア機能が充実してて、「見た目のツヤ+ダメージ軽減」を両取りしたい人に良い。
値段も手を出しやすく、初めて少し良いアイロンが欲しい人向け。
ReFa パワーストレートアイロン プロ
スペック/特徴
項目 | 内容 |
プレート | カーボンレイヤープレート 熱・圧力・水分のダメージを抑える構造 |
温度設定 | 120/140/160/180/200℃ の5段階設定 最高約200〜220℃付近 |
サイズ・重さ | プレート幅 38mm のワイドサイズ 重さまでは明確な公表が少ないが、ワイド仕様なので重量はそれなりにあると予想される |
ケア 追加機能 | ヒートセンサー機能で熱ムラを抑制 一本でしっかりクセ、うねりを伸ばせる“ワンストローク”力 プロ仕様の操作性重視設計 外ハネ・根元のうねりにも対応しやすい形状 |
海外対応 | 対応(AC100-240V) 国際電圧対応 |
保証・価格帯 | 1年保証 価格は約 ¥33,000 程度と高め。 |
●ReFa パワーストレートアイロン プロ
メリット
• 3成分配合の独自プレートでツヤ感・パール感アップ。湿気によるうねり抑制も一定評価あり。
• 最低温度が60℃と低く、ダメージを抑えたい人や細い髪にも優しい。
• コストパフォーマンスが高い。手に取りやすい価格帯。
• 海外対応・自動電源オフ・回転コードなど使い勝手の良い機能が揃っている。
デメリット
• 高温使用時に髪がパサつきやすいという口コミがある。特に細い髪の場合。
• 温度設定のステップが「ざっくり」で、細かな調整ができないとの指摘あり。
• コード長さ・耐久性に関する悪い口コミも散見される。壊れやすいという声。
• プレートの滑りがイマイチと感じる人も。
わたしの所感・合う人
ワイドプレート(38mm)はロングヘア・クセが強くて一度にたくさん髪を伸ばしたい人にぴったり。
熱設定200℃までで、強めのクセにも対応可能。ただし高温になるので使い方を誤るとダメージリスクあり。
プロ仕様感があるので、「使いこなしたい」「仕上げ重視」の人には相性良い。
値段もハイエンドなので、ある程度予算があって長く使いたい人向き。
KINUJO 絹女 シルクプレート ストレートアイロン
スペック/特徴
項目 | 内容 |
プレート | 独自の「シルクプレート®」 摩擦を抑える材質と設計で、熱による“水蒸気爆発”(水分・熱の急激な蒸発で髪が傷む現象)が起こりにくい。 |
温度設定 | 130〜220℃ まで、10℃刻みの温度調整あり |
サイズ・重さ | 重さ約 390g プレート幅28mm コード長2.5m |
ケア・追加機能 | 立ち上がり:約20秒で180℃まで到達 クッションプレート構造でプレート圧を柔らかく 自動OFF機能(60分程度) 色落ち抑制などツヤ 保湿を重視する設計 |
海外対応 | world wide model以外は、使用できるかどうか不明 |
保証・価格帯 | 1年保証 価格帯は中〜高め(¥20,000〜¥25,000あたりが多い) |
●絹女 シルクプレート ストレートアイロン
メリット
• シルクプレート® によるなめらかな滑り感とツヤ・保湿感の高さが評価されている。ダメージ軽減の効果を感じるユーザーが多い。
• 立ち上がり時間が短く、温度が上がるまでが比較的早い。朝のスタイリングにも使いやすい。
• 髪量が多い・クセが強い人でも1回でかなり伸ばせるという意見あり。
デメリット
• 重さがややあるので、長時間使うと手が疲れるという声。
特にロングヘアの後ろ髪処理で実感するというレビュー多数
• 幅が広め・サイズが大きめなので、前髪・ショートヘア・持ち運びを重視する人には不向きという意見。
• 開閉ロック機能がない、キャップなど付属の持ち運び補助がないため、外出先で使うには少し不便という声。
• 値段がやや高めで、価格に対するコスパを疑問視する人も。
わたしの所感・合う人
ツヤ感や髪の手触り重視派には強くおすすめできるモデル。シルクプレートのなめらかな滑りが気持ちいい。
ロングヘアやミディアムで、しっかりクセを伸ばしたいけど、やはりダメージも気になる人にマッチ。
ただし高温まで上げるときは注意。温度・湿度・前処理(洗い流さないトリートメントなど)の併用が効果的。
Panasonic ストレートアイロン ナノケア EH-HN50
スペック/特徴
項目 | 内容 |
プレート | スムースシルキープレート 温度ムラを抑え、髪をしっかりキャッチする構造 |
温度設定 | 5段階 130/155/170/185/200℃ |
サイズ・重さ | 高さ約28.7×幅6.0×奥行3.6cm(閉じた時) 重さ約 430g(保管キャップ付きで445g) コード長は公式寸法などで1.7〜2.0mあたりと思われる |
ケア・追加機能 | 高浸透ナノイー&ミネラル搭載 従来比で水分発生量18倍 毛髪のやわらかさ/ツヤ値アップ効果などを強調 温度低下を検知するヒーター制御(センシング技術)で、クセのある部分にも熱を届けやすい ナノケアならではのキューティクル補修機能 オートパワーオフ機能あり |
海外対応 | 対応されていない 国内での仕様重視 |
保証・価格帯 | 1年保証 価格は ¥34,000〜¥35,000 程度の高価格帯 |
●Panasonic ストレートアイロン ナノケア EH-HN50
メリット
• 高浸透「ナノイー & ミネラル」機能があり、使用後の髪のうるおいやツヤ・まとまりの改善が好評。
• クセのある髪でもムラなく熱を通しやすい設計(温度低下検知機能など)で、ストレートの仕上がりが安定するとのレビュー。
• スイッチONから使えるまでの時間も短く、「すぐ使いたい」ニーズにも応える設計。
デメリット
• 重さ・大きさが気になるという口コミあり。「デカい」「重い」と感じる人が一定数。
• 価格が比較的高め。ハイエンドモデルなので初期投資が大きいと感じる人も。
• ストレート具合は高評価だが、「完全にクセが取れる」かどうかは髪質や状態によるという指摘あり。
• 本体が厚みがあり、長時間持つと腕や手首に負担を感じるという声。
わたしの所感・合う人
髪のうるおいやツヤを本気でケアしたい人にうってつけ。ナノケア機能が魅力的。
手触り・まとまり・ダメージ感の軽さに敏感な人なら満足度高め。
ただし重さ・価格ともにハイエンド。使う頻度や予算がそれなりにある人向き。
クレイツ エレメア コームストレイナー
スペック/特徴
項目 | 内容 |
プレート・構造 | 波型くし歯プレート (上段12枚・下段11枚を2層に重ねたミルフィーユ状) ブラシ+アイロンのハイブリッド構造 髪を挟まずに梳かすようにスタイリングできる設計 |
温度設定 | 約 80〜200℃(7段階調整) |
サイズ・重さ | 本体重さ:約 219g(プレート部) コード込み約 366g 本体サイズ 約 L254×H51×W35mm コード長 約3.0m |
ケア・追加機能 | プレミアムクレイツイオン®加工 髪へのダメージを抑えるイオン機能 背面送風機能搭載で、スタイル固定+キューティクルケアの両立 ブラシ感覚で使えるのでブロー感覚で使いたい人に便利 自動OFFなど安全機能が付属 |
海外対応 | 100-240V対応 |
保証・価格帯 | 1年保証 価格は ¥13,200(税込) |
●クレイツ エレメア コームストレイナー
メリット
• 波型くし歯プレートで「髪を挟まない」設計なので、従来のプレート型アイロンよりダメージが少ないとの実績。
• 送風モードやプレミアムクレイツイオン®加工など、艶と保湿感を保つ機能がある。キューティクルの整えやすさやツヤアップに寄与。
• 本体が軽め(約219g)で、持ち運び・操作性に優れる。コード長も長めで扱いやすいとの評価。
• 多段階温度調整(80〜200℃)で低温〜高温まで幅広く使えるので、髪質に応じた温度選びが可能。
• スタイリングの時短性能が高い。ブラシ感覚でとかすように使えるので朝の忙しい時間に助かるという声。
デメリット
• コーム型の構造ゆえ、「強くクセを伸ばす」点ではプレート型の強力な圧力・熱を挟むタイプに比べると限界を感じる人も。重いクセ・強いうねりには複数回通す必要があるという口コミあり。
• 根元近くや頭皮に近い部分を扱うとき、ブラシ歯が肌に触れる可能性があるため注意が必要。火傷リスクを抑える工夫がいる。
• コーム式ゆえに毛束が太いと挟み込みが甘く感じる人も。厚めのスライスで扱うと時間がかかることも。
• 温度を上げると熱が歯の根元部分に伝わる設計上、やや熱さを感じる箇所があるという使用者の声。
• 比較的新しいタイプなので、レビュー数や長期使用のデータが浅いという点が不安要素になる人も。
わたしの所感・合う人
ブロー+アイロン両方兼ねたい人に良い。通常のアイロンより手軽にスタイリングできそう。
軽め(本体部)は扱いやすいので、手首に負担をかけたくない人や、長時間使う人におすすめ。
コーム型なので髪を“はさむ”圧力が少なく、敏感な髪質にも比較的優しい設計。
髪質・ライフスタイル別おすすめモデル
髪が細くダメージを受けやすい人
KINUJO は、シルクプレートで摩擦軽減。
クレイツ は、挟まないくし歯設計で熱圧が直接かかりにくい。
ロングヘア・髪量が多い人
大きなプレート幅の KINUJO は広い面積を一度に取れるので時間短縮に有効。
くせ毛・うねりが強い人
温度の復帰機能やムラ抑制機能が優れているモデルがストレート効果が出やすい。
ツヤ・まとまり重視の人
滑り・指通りが良いプレート。
イオン・ナノイーなどケア機能重視。
朝が忙しい人・時短重視
「立ち上がりが早い」
「広範囲を一度にできる」
などの機能が助かる。
前髪・ショートヘアがうるさい人
大きめ・重めモデルは扱いにくさが出る。
海外利用・旅行用
軽量・ロック機能付のものだと持ち運びがしやすい。
よくある質問(FAQ)
Q1. ヘアアイロンは毎日使っても大丈夫?
A. 使い方に注意すれば毎日でもOKです。
ただし高温を毎日当てるとダメージが蓄積するので、140〜160℃程度の中低温で使うのがおすすめ。
併せてヒートプロテクトスプレーやオイルを使い、熱から守るケアを習慣にすると安心です。
Q2. 髪が傷みにくい温度はどのくらい?
A. 髪質によりますが、目安は以下の通りです。
細い髪/ブリーチ毛 → 130〜150℃
普通毛 → 150〜170℃
硬い髪・クセが強い → 170〜190℃
無理に高温で一気に伸ばすより、適温で数回スライドさせた方が髪への負担は少ないです。
Q3. ストレートアイロンとカールアイロン、どう違うの?
A. ストレートアイロンは髪をプレートで挟み、真っ直ぐ〜軽いカールまで対応可能。
一方カールアイロン(コテ)は円筒状の棒に巻きつけるタイプで、立体感のあるカールや巻き髪に向いています。
「ストレートもカールも両方したい!」なら、ストレートアイロンのアレンジ使いがおすすめです。
Q4. 海外旅行でも使える?
A. 製品によります。AC100〜240V対応の記載があるモデルなら海外でも変圧器なしで使用可能です。
海外対応:SALONIA、ReFa、クレイツ
国内専用の可能性大:Panasonic(EH-HN50)
出張や旅行で使う予定があるなら、事前にチェック必須です。
Q5. プレート幅はどう選べばいい?
A. 髪の長さ・スタイリングの目的で選ぶと失敗しにくいです。
20〜24mm:前髪・ショート・細かいアレンジ向き
26〜28mm:ミディアム〜ボブ、万能タイプ
32mm以上:ロング、髪量が多い、時短重視
あなたに合うヘアアイロンの選び方
ここまで人気のヘアアイロン5モデルを比較してきました。
最後にもう一度、ポイントをおさらいします。
SALONIA グロッシーケア 24mm![]() | ReFa パワーストレートアイロン プロ![]() | KINUJO 絹女 シルクプレート![]() | Panasonic ナノケア EH-HN50![]() | クレイツ エレメア コームストレイナー![]() | |
プレート特徴 | 3成分配合プレート | カーボンレイヤープレート | シルクプレート® | ナノイー搭載プレート | コーム+アイロン一体型 |
温度設定 | 60〜210℃ | 120〜200℃ | 130〜220℃ | 130〜200℃ | 80〜200℃ |
重さ目安 | 約345g | 約400g | 約390g | 約430g | 約310g |
特徴 | コスパ◎ 低温ケア 返金保証あり | ワイド38mmで時短 ツヤ感重視 | ツヤ・保湿 ダメージレス設計 | うるおいケア 静電気&退色防止 | ブロー&アイロン 2役 軽量 |
海外対応 | ○ | ○ | △(要確認) | ×(国内専用) | ○ |
目的別おすすめ
・コスパ重視・初心者向け → SALONIA
・髪量多め・ロング・時短したい人 → ReFa
・ツヤ・手触り・ダメージレス重視 → KINUJO
・ケア性能最重視・うねり/カラー退色が気になる人 → Panasonic
・朝の時短・ブローとアイロンを1本で済ませたい人 → クレイツ
迷ったらどう選ぶ?
「失敗したくない」「最初の1本に迷っている」なら、わたしのおすすめは SALONIA。
理由は、コスパの良さと低温設定の幅広さで、初心者さんでも安心して使えるから。
一方で、「価格より仕上がりのクオリティ!」という人なら ReFa や Panasonic が満足度高め。
特に毎日しっかりスタイリングする人や、プロ仕様の仕上がりを求める人に向いています。
最後に
ヘアアイロンは、ただ髪を伸ばす道具ではなく、「髪をきれいに見せるためのケア家電」です。
自分の髪質・ライフスタイルに合わせた1本を選べば、朝のスタイリング時間が短くなるだけでなく、ツヤやまとまり感まで変わりますよ。
ぜひこの記事を参考に、あなたにぴったりのヘアアイロンを見つけてみてくださいね✨
ストレートアイロンの使い方実例
ストレートアイロンは「ただ伸ばすだけ」でなく、毛先の動きやニュアンスを出すことでアレンジの幅が広がります。
ここでは、ストレートアイロンを使った基本のストレートから、内巻き・外ハネ・ウェーブ・ミディアムヘア向け巻き方のコツを実例で紹介します。
基本のストレートの仕上げ方
髪を完全に乾かす
濡れた髪のままアイロンを使うとダメージの原因に。ドライヤーでしっかり乾かしましょう。ヘアケア(熱保護)を行う
洗い流さないトリートメントやヒートプロテクトスプレーを毛先中心に付けます。ブラッシングして絡まりを除く
ブロッキング
髪を上下などに分け、小さめの毛束にすることで熱が均一に行き渡ります。中間〜毛先をアイロンで滑らせるように
根元は少し避け、熱が当たりすぎないように気をつけつつ、毛先までゆっくりと挟んでいく。仕上げに冷ます/スタイリング剤を使う
最後に冷えることでカールやまとまりが落ち着きやすくなります。軽めのオイルやセラムでツヤ感をアップ。
巻き方実例(内巻き・外ハネ・ウェーブ)
以下は実際によく使われるアレンジ例です。
巻き方 | 手順のポイント | 仕上がりのイメージ |
内巻きワンカール | 毛先を軽く内向きに丸めるようにアイロンを回転させる → 手首をひねるように操作。毛束は細め、プレート幅24〜28mmあたりがちょうど良い。 | 柔らかく上品な印象。顔周りが包まれるように見えるので小顔効果あり。 |
外ハネ | 毛先を外向きに半回転させる → 根元近くを滑らせた後、毛先だけハネさせる。アイロンを水平に持ち、外側に向けて“外にハネさせる癖”をつける。 | カジュアルで軽さが出るスタイル。ボブ〜ミディアムで特に映える。 |
ニュアンスウェーブ(波ウェーブ) | 毛束を中間~毛先で軽く角度を付けて挟む → 内巻き・外巻きを交互に取り入れて S字や波状の動きをつくること。ゆるめにする場合は少しゆっくり引き抜くように滑らせる。 | 動きがあって柔らかい印象。こなれ感が出るので、デートやちょっとした外出にピッタリ。 |
ミディアムヘア向け巻き方のコツ
ミディアム(肩下〜胸あたり)くらいの長さのヘアスタイルは動きが出しやすく、アレンジ効果が高いので、「巻き方のコツ」を抑えておくと仕上がりがグッとキレイになります。
プレート幅:20〜30mm が使いやすい(太すぎるとニュアンスが出にくく、細すぎると時間がかかる)
毛束を細く取りすぎない → 薄すぎる毛束だとカールがきつくなりすぎて不自然に
アングルを意識する:アイロンを少し斜めに入れると、毛先の動きやうねりが自然になる
ブロッキングで上下を分ける・表面の毛を後で調整することで、重さのバランスや動きが整う
内巻き・外ハネを混ぜたり、ウェーブで間をつくることでよりナチュラル感が出る
前髪/ショート向けストレートアイロンの使い方
前髪アレンジの基本テク
毛束を細かく取る
前髪は厚みが薄いので、一度に挟む毛束が多いと不自然に。2〜3回に分けて少しずつアイロンを通すのが自然に仕上げるコツです。根元から立ち上げる
根元を軽くアイロンで挟み、少し上方向に引き上げるように熱を入れると「ぺたんこ前髪」になりにくく、ふんわり感が出ます。毛先は軽くカール
完全に真っ直ぐにせず、毛先を内に“くるん”と入れると柔らかさが出ます。外ハネ気味にすれば大人っぽい雰囲気に。仕上げに冷ます
前髪はクセが戻りやすいので、熱を入れた後に軽く冷風を当てると形が安定します。
ショートヘアの使い方ポイント
ショートは毛先が短い分、アイロン操作の小回りと角度調整が大事。
細めプレートがおすすめ
24mm前後までのプレートなら、小回りが利いて耳まわりや襟足にも当てやすい。トップのボリュームを作る
髪の根元を軽く立ち上げるように熱を入れると、頭の形がきれいに見え、スタイルが決まります。襟足は外ハネ気味に
後ろ髪はアイロンを軽く外側に流すと、首に沿うようなシルエットになり、収まりが良くなる。サイドは顔に沿わせる
サイドの毛束はアイロンを少し内に入れるようにすると、フェイスラインがすっきり見えます。
ちょっとした応用アレンジ
シースルーバング:前髪を薄めに取り、毛先を軽く外に散らす。軽さと抜け感が出せます。
韓国風Cカール:前髪とサイドをつなげるように内巻きに。小顔効果が高く、ショートにもミディアムにも映える。
ニュアンスカールショート:全体をストレートベースに整えつつ、毛先だけ所々外ハネにすると動きが出て今っぽい雰囲気に。