「どのドライヤーが自分の髪に合うの?」
2025年の最新モデルは、速乾・髪質改善・美髪の三拍子が当たり前。
この記事では、人気のEH-NA0K/Supersonic Nural Shine/ReFa DRYER S+/シャープ IB-WX902/コイズミ KHD-W995を、悩み別&用途別に徹底比較します。
スペックはメーカー公表値や大手小売の記載を確認して精査しています。
最新トレンド・進化ポイント
AI/距離センサーで温度自動制御:過度な熱を避けて、頭皮~毛先を適温ドライ。
ダイソンやシャープはセンサー制御を前面に。“風の質”の最適化:パナソニックは高浸透ナノイーでうるおいを入れ込み、シャープは「ドレープフローX4」で根元まで広く深く風を届け、速乾とまとまりを両立。
軽量・取り回し:500g台~の軽量ボディや、ハンドル内蔵モーターで手首負担を軽減(IB-WX902)。
失敗しない選び方
速乾=風量/風圧+風の当て方:ロング・多毛は“2.0㎥/分級 or 高風圧”が目安。
温度制御:60℃前後のスカルプ/低温モード、AI制御があると熱ダメージを抑えやすい。
美容機能:ナノイー/プラズマクラスター/ハイドロイオンなど“帯電・乾燥対策”の実効性に注目。
重量・形状:毎日使うから、500~600g台や手首に負担が少ない設計が◎。
価格帯:
- ~2万円:速乾・基本性能重視(例:コイズミKHD-W995)
- 2~3万円:ケア+使いやすさのバランス(例:IB-WX902)
- 3万円~:美髪・速乾・センサー制御フル搭載(例:EH-NA0K/ReFa S+/Dyson)
おすすめ5選(悩み別・用途別)
パナソニック ナノケア EH-NA0K
乾燥・ダメージ毛の“うるおい改善”に
実売目安:3.4万~4.2万円台
重量:約550g
風量:1.6㎥/分(強/ノズル無)
美容機能:高浸透ナノイー+ミネラル/静電気抑制/UVケア・カラー退色抑制
温度:温風約95℃、スカルプ約60℃
特徴:ナノケア史上最大風量×高浸透ナノイーで、根元速乾しつつ毛先までうるおい。付属ノズルも充実(根元速乾/セット/ナイトキャップ)。
メリット:パサつき抑制・まとまり向上、夜ケア→翌朝の扱いやすさUP。
デメリット:折りたたみ不可・やや高価。
こんな人に:乾燥・カラー毛のツヤ戻しを重視したい人。
パナソニック ナノケア EH-NA0Kの美容機能
高浸透ナノイー+ミネラル
微細な水分イオン(高浸透ナノイー)が髪の内側まで潤いを届ける。
ミネラル(亜鉛由来の粒子)がキューティクルを補強し、表面をなめらかに整える。
結果:しっとりまとまり、ツヤのある髪へ。
静電気抑制
髪の帯電を防いで、広がりやパサつきを軽減。
ブラッシング時のパチパチ感も抑えられる。
UVケア・カラー退色抑制
紫外線や摩擦ダメージからキューティクルを守り、パサつき・ゴワつきを予防。
キューティクルが整うことでヘアカラーや白髪染めの退色を抑え、色持ちをサポート。
ナノケア史上最大風量
従来よりもパワフルな風で乾燥時間を短縮。
速く乾かせる=熱にさらす時間も短くなり、ダメージを防ぎやすい。
忙しい朝でもサッと仕上げられる時短性能。
ダイソン Supersonic Nural Shine
とにかく“最速で乾かす”&スタイリング幅
実売目安:4.5万~5.0万円台
重量:約712g(公称)
風量表記:―(段階調整:3/温度3+冷風)
美容・制御:Shineモード/スカルププロテクト/知能的アタッチメント認識/Pause Detectなどのスマート機能。
特徴:大風量+精密温度管理で、毛量多め・くせ毛でも短時間ドライ。多彩なアタッチメントで仕上がりを作り込める。
メリット:圧倒的時短、ツヤ演出、プロ並みの再現性。
デメリット:重量と価格がネック、ツールの使いこなしに慣れが必要。
こんな人に:ロング・多毛・くせ毛で“速さと仕上がり”を両立したい人。
ダイソン Supersonic Nural Shineのスマート機能
1. Shineモード
髪の表面をなめらかに整えてツヤを出すモード。
過度な熱を使わずにキューティクルを引き締めるので、サロン帰りのような光沢感が出やすい。
2. スカルププロテクト
頭皮に優しい低温(約55℃前後)風で乾かせる機能。
高温風による頭皮の乾燥や刺激を防ぎ、健やかな頭皮環境をキープ。
3. 知能的アタッチメント認識
装着したアタッチメントを自動で判別。
それに合わせて風量・温度を自動調整し、最適な仕上がりに導いてくれる。
(例:スムージングノズルならまとまり重視、ディフューザーならカール保持など)
4. Pause Detect(ポーズディテクト)
ドライヤーを置いたり持ち替えたりすると自動で風が一時停止。
使わない時間の無駄な送風をカットして、安全&省エネにつながる。
ReFa BEAUTECH DRYER S+
しっとり“サロン質感”仕上げ
実売目安:3.9万円前後
重量:約495g(コード含む/ノズル除く)
風量(公称):約0.9㎥/分(HIGH)
美容・制御:ハイドロイオン/スカルプ<50℃・モイスト<60℃の自動調温/クールボタン搭載。
特徴:小型・軽量で静か、それでいて“しっとりまとまる”仕上がり。持ちやすさも好評。
メリット:うるおい・ツヤの“見た目アップ”、小ぶりで扱いやすい。
デメリット:風量値は控えめ表記、価格はやや高め。
こんな人に:パサつき・広がりを抑えてしっとり派の人、ドライ時間は“そこそこ”でOKな人。
ReFa BEAUTECH DRYER S+ の主な機能
ハイドロイオン
髪に水分を届ける微細なイオン。
乾かしながらうるおいとツヤをプラスし、パサつきを防ぐ。
自動調温
センサーが髪の温度を感知し、熱くなりすぎないよう自動で調整。
スカルプモード:約50℃ → 頭皮にやさしい低温風。
モイストモード:約60℃ → 毛先にちょうど良い温度で、しっとりまとまる。
クールボタン
仕上げに冷風を当ててキューティクルを引き締め。
ツヤ出し&スタイルキープに効果的。
シャープ IB-WX902 プラズマクラスタードレープフロー
湿気・広がり・静電気のまとまり対策
実売目安:2.6万~3.2万円台
重量:約515g
風量:約7.4m³/分(IEC測定)/JIS相当の比較記事では約1.7m³/分との記載も(表記基準が異なる点に注意)。
美容・制御:プラズマクラスターNEXT/距離センサー×AI温度コントロール/静音/SENSING/SCALP/COLDなど多モード。
特徴:「ドレープフローX4」で根元まで広範囲に風を当て、速乾×まとまりを両立。ハンドルモーターで手首負担も軽減。
メリット:湿気時季でも広がりにくい、静音で夜も使いやすい、軽めで疲れにくい。
デメリット:アタッチメントはシンプル、折りたたみ不可。
こんな人に:うねり・広がりが出やすく、自然なまとまりを重視する人。
シャープ IB-WX902の主な機能
プラズマクラスターNEXT
静電気を抑えて髪の広がりやうねりを防止。
髪と頭皮にうるおいを与え、サラサラ感をキープ。
距離センサー × AI温度コントロール
ドライヤーと髪の距離を感知し、風の温度を自動で調整。
熱ダメージを抑えて、やさしく乾かせる。
多彩なモード(静音/SENSING/SCALP/COLD)
静音:夜や早朝でも安心。
SENSING:自動で最適な温度に。
SCALP(約60℃):頭皮にやさしい低温風。
COLD:仕上げのツヤ出し&スタイルキープ。
ドレープフローX4
4つの吹出口から風を立体的にあてる方式。
根元から毛先まで一気に乾かし、速乾&まとまり感を両立。
コイズミ MONSTER KHD-W995
コスパで“爆速ドライ”を狙う
実売目安:1.5万~2.7万円台
重量:約550g
指標:最大風速 約46m/秒(従来比で風速・風圧UP)
美容・制御:ダブルファン×ダブルBLDCモーター/温冷自動切替/スカルプ/5段階風量。
特徴:モンスター史上最高クラスの速乾性と小型・軽量化を両立。風量値(㎥/分)表記はないが、風圧・風速が強いので“乾きが早い”。
メリット:価格に対する速乾性能が高い、家族共用しやすい。
デメリット:風当たりが強めで毛先が散りやすいことも、静音性は普通。
こんな人に:コスパ重視で、とにかく時短したい人。
コイズミ MONSTER KHD-W995の主な機能
ダブルファン × ダブルBLDCモーター
2つのファンと高性能モーターで、爆風レベルの大風量と風圧を実現。
ロングヘアや多毛でも短時間で乾かせる。
温冷自動切替
温風と冷風を自動で切り替えて、オーバードライを防止。
髪表面のキューティクルを整え、ツヤとまとまりをキープ。
スカルプモード
約60℃のやさしい風で、頭皮をいたわりながらドライ。
乾燥しすぎや熱ダメージを防いで、健やかな頭皮環境に。
5段階風量調整
髪の量や用途に合わせて、細かく風量を調整可能。
仕上げのブローや家族でのシェアにも便利。
比較表(主要スペックまとめ)
パナソニック EH-NA0K ![]() | Dyson Supersonic Nural Shine ![]() | ReFa DRYER S+ ![]() | シャープ IB-WX902 ![]() | コイズミ KHD-W995 ![]() |
約3.4~4.2万円 | 約4.5–5.0万円 | 約3.9万円前後 | 約2.6–3.2万円 | 約1.5–2.7万円 |
約550g | 約712g | 約495g | 約515g | 約550g |
1.6㎥/分 | ―(段階制) | 約0.9㎥/分 | 7.4㎥/分(IEC) 1.7㎥/分(JIS相当記事) | 最大風速46m/秒 |
高浸透ナノイー ミネラル 静電気 UVケア | Shine/Scalp Protect スマート認識 一時停止検知 | ハイドロイオン 50/60℃自動調温 | プラズマクラスターNEXT AI温度制御 | マイナスイオン 温冷自動 スカルプ |
温風95℃ スカルプ60℃ 温冷 毛先集中 スキン | 温度3段 冷風 アタッチ多数 | MOIST SCALP クールボタン | SENSING SCALP COLD 静音 | 風量5段 温冷自動 |
うるおい 重視の王道 美髪機 | 最速×仕上げを両立 | 小型軽量で しっとり艶 | 湿気でもまとまる 速乾 | 爆速ドライの コスパ王 |
※IB-WX902の「7.4㎥/分」はメーカーのIEC測定表記。JIS相当の比較記事では1.7㎥/分とされ、表記規格の違いで数値が異なります。
価格帯別おすすめ
低価格帯(~2万円):KHD-W995…“爆風×風圧”で時短最優先。家族共用にも。
中価格帯(2~3万円):IB-WX902…湿気・広がりを抑えて静音。軽量で毎日ラク。
高価格帯(3万円~):EH-NA0K/ReFa S+/Dyson Nural Shine…美髪ケア+精密温度制御+速乾をトータルで。
悩み別・髪質別クイックナビ
最速で乾かしたい(ロング/多毛/くせ毛):Dyson Nural Shine or KHD-W995。
パサつき・カラー退色が気になる:EH-NA0K(高浸透ナノイー)。
湿気で広がる・静電気がつく:IB-WX902(プラズマクラスター×ドレープフロー)。
小型・軽量でしっとり仕上げたい:ReFa S+。
ヘアドライヤーおすすめ まとめ
2025年のドライヤーは、速乾×温度制御×美容イオンが選択の三本柱。
仕上がりの質(うるおい・ツヤ)を最優先 → EH-NA0K/ReFa S+。
最速時短×プロ級の再現性 → Dyson Nural Shine。
湿気・広がり対策×静音×軽量 → IB-WX902。
価格対効果で爆速 → KHD-W995。
あなたの髪質・生活スタイルに合う一台を選べば、毎日のドライが美髪習慣に変わります。
ドライヤーは毎日の習慣だからこそ、投資する価値があります。
「時短」「美髪」「まとまり」「コスパ」――あなたの優先順位はどこにありますか?
ぜひこの記事を参考に、未来の髪と自分へのご褒美を選んでみてくださいね。
次の朝、鏡に映るあなたの髪が「昨日までと違う!」と感じられるはずです。
よくある質問(Q&A)
Q1. 高いドライヤー、本当に値段の価値はあるの?
A. あります(断言)。
高級モデルは風量+温度制御+美容機能の三拍子がそろっており、髪の質感に直結します。実際に「寝ぐせが減った」「カラーの持ちが良くなった」との声も多数。逆に安価モデルは「乾けばOK」な人向け。つまり高級モデルは、“髪のエステ通い”を自宅で毎日できるイメージです。
Q2. ロングヘアで乾かすのに時間がかかります。おすすめは?
A. 速乾命なら ダイソン Nural Shine か コイズミ KHD-W995。
両方とも爆風レベルの風で、「髪の長さ=乾かす時間」から解放されます。ダイソンは上品に、コイズミは力業で、とアプローチが違うのも面白いところ。
Q3. くせ毛や湿気で広がる髪、どうにかならない?
A. お任せください。シャープ IB-WX902が救世主。
プラズマクラスターNEXT+ドレープフロー方式で、湿気でライオンヘアになりがちな朝も落ち着きます。ライオンから女神へ——大げさですが口コミではそれくらいの変化を実感している人もいます。
Q4. ドライヤーって毎日使って大丈夫?髪が傷まない?
A. むしろ使わないほうが危険。
自然乾燥は水分が残り、頭皮に雑菌が増えたり、髪のキューティクルが開いたままに。最新モデルはAI温度制御で過熱を防止するので、安心して毎日使い倒してください。
Q5. 軽さ重視だけど、美髪も欲しい。ワガママですか?
A. いいえ、むしろ正解です。
そんなあなたには ReFa DRYER S+。軽量コンパクトで取り回し良し、それでいてハイドロイオンでしっとり仕上がるので、「手首に優しい美髪ライフ」を送れます。ワガママは美容の原動力ですから!
Q6. ドライヤーの寿命ってどのくらい?
A. 平均で3~5年。
異音・焦げ臭いにおい・風量低下が出てきたら買い替えのサイン。高級機はモーター耐久性が高いので、投資の元は取りやすいです。
Q7. 美容院で実際に使われているモデルは?
A. 多くのサロンが ReFa DRYER S+ と ダイソン Supersonic を導入しています。
プロが選ぶ=仕上がり重視。サロン帰りのツヤ感を家庭でも再現したいなら、この二択が間違いありません。